今日、三回目の内気功です。
病院へ早く着いたら先週と同じく、まだ誰も来てなかったので気功の先生と個別にお話しが出来ました。
今回も練習前に血圧と心拍数を計っていただきました。
その後、一週間の私の練習の状況を説明しました。
血圧と心拍数以外に「気」を測定する装置がありました。
それは、次回に測定して頂くことになりました。
私が習っている時間に来ている人は、どちらかというと初心者のグループです。
もちろん私が一番、新参者です。
今日も皆さんと共に内気功の基本を約一時間教えて頂きました。
新たな動作もいくつか、指導して頂きました。
新しい動作でも基本姿勢の重要さを再度、教えられました。
前回と重複した話でもありますが、静功・動功とも姿勢が正しければ意識しなくても丹田呼吸法につながるそうです。
上達すれば動作中でも呼吸は深く、ずっと一定で、乱れることは無いそうです。
また、動功のときは体の筋肉を動かしますが、
「筋肉に力を入れるのではなく、丹田に力を入れてください」
と教えられました。その方が動作がより、スムーズになるし「力」が入りやすいそうです。
「では、そのことを試してみましょう」と、いわれて
私は両腕を前に伸ばして、先生の両腕を掴む格好です。
先生は、「肩と腕にだけ力を入れて、自分の方へ引いてください」
ということで、引いてみましたが先生の体は動きません。
「では次に腕と肩に力を入れることは意識せずに、丹田に『力』をぐっと入れてもう一度、同じように引いてみてください」
それで引いてみたら、先生は私のほうに引っ張られました。
「それが、丹田に力を入れて引いてます」と言われました。
筋肉よりも丹田を開発させることが大事だ、ということが理解できました。
上達すると、例えば円を描くような体の動作をしているときには「丹田も回っている」のが分かるそうです。
終わりに近付いた頃、「気」を感じてみましょう。
ということで、その方法を説明されました。
合掌のように両手を近づけようとします。
しかし、くっつけないで手のひらを少しまるめます。
その状態で左右の「同じ指同士」の指先だけをトントントンとぶつけ合います。
1~2分ぐらい、それを続けます。
そして、その後また、くっつけないで(左右の指と指の間を2㎝か3cmぐらい開けます)手のひらを少しまるめます。
そして目を閉じます。
「左右の、まるめた手のひらの中の空間に『気が集まっている』のを感じてください」
と言われます。
手の中の空間に「空気の塊」みたいなものを感じました。
そして手の中は磁石の力が働いていました。
左右の手が磁石になっています。
左と右の手のひらが反発しあっていました。
その間に空気の塊を感じます。
ちょうど、大きい磁石のN極とN極を両手に持っていて、磁石をくっつけようとすると反発する「抵抗」を感じますが、まったくそれと同じ感覚を手の中の空気に感じました。
しかも、(左右の指と指の間をくっつけないで2㎝か3cmぐらい開けていますが)私の意思とは関係なく、両手の指先が反発で微妙に勝手に動いています。
これも実際に、磁石を両手に持ってN極とN極を無理にくっつけようとすると「抵抗で手が動く」のと、まったく同じです。
私の手が反発により勝手に動いていた状態を見ていた先生は、私に感想を求められました。
上に書いた、感じたことを説明しました。
先生は、「それが『気』なんです」と仰いました。
(対人関係で相手にそれを感じたことはありますが・・・)
他に「気」を感じる方法はいろいろとあるそうです。
慣れると、静功・動功中でも「気」の流れが感じるそうです。
そして、こんなことも言ってありました。
「ちょっと汚い話しですが、皆さんは うんちやおしっこ、しますよね」
「食べたら、出さなくてはいけませんね。出なかったら大変です。」
「このことは『気』も同じです。気も、(一箇所に)ためっ放しではいけません。」
「出して、また入れて、と循環させることです」
と話されました。
練習が終わってから再度、血圧と心拍数を計っていただきました。
始める前は上の血圧が145でした。終わった時点で計ってもらったら130です。
上の血圧が15落ちていました。
数値的に、今日の気功の効果有りです!
また、基本姿勢に間違いが無いかも見て頂きました。
「馬法」で、やっぱり骨盤で背骨の付け根のところだけが、まだ痛かったんですが姿勢は悪くないので大丈夫とのことでした。
その位置の痛みは人によって個人差があるようです。
一ヶ月で痛みを感じなくなる人もあれば、半年以上も痛みを感じ続ける場合も有るそうです。
ただし、基本姿勢時の背筋や首、体のねじれが間違っていての痛みだったら逆に良くないそうです。
今週も 続きを読む に、内気功の日記を書いていきます。
3/14(水)
セルフトレーニングを一時間連続でやると寒いのに、かなり汗ばんできます。
体を大きく動かす動作はありませんが、エネルギーの消耗は多いと思います。
基本の金鶏姿勢維持は今日、すこし自分なりにコツがつかめました。
昨日、教えられたように「筋肉」に力を入れるのではなく「丹田」に力を入れて呼吸すると、一本足立ちが安定するのが分かりました。
もちろん、丹田を「これだ」という感覚で感じることは出来ません。
金鶏の正しい姿勢を構えたら、呼吸を「肺」に留めるのではなく、吸った息をもっと下げて「骨盤」付近に集めて呼吸する感覚です。
「目」以外の五感を丹田に集めて呼吸すると自然と丹田付近に力が入るようです。
すると足とか腕の筋肉に余分な力が入ってこないようです。
そして今までより肩の力が抜けています。
私は金鶏のとき姿勢維持を意識しすぎて、足と腕に力を入れすぎていた様です。
3/15(木)
一時間、セルフトレーニングを消化。
昨日、大徒(片方の足を若干内股状態で一歩前に出して、もう片方の足を一歩後ろに下げてアキレス腱から腰を真っすぐに伸ばして体をねじる姿勢)の基本姿勢をしていたら、後ろの足が痙攣状態でブルブル震えていました。反対姿勢でも痙攣していました。
でも、今日は何ともなかった。
昨日だけなんで、痙攣状態になったんだろう?
3/16(金)
今日は長男の卒業式でした。
自分の中学卒業時を思い出しながら見ていました。
良いとか悪い、とかを述べる訳ではありませんが、卒業という重要な節目でも今時の学校の雰囲気は随分くだけた・・・というか、フレンドリー感覚だと思いました。
私たちの頃と比べて、雰囲気いいなーと思いました。
私たちの頃は殆どの先生は厳しさが、かいま見えていましたし、一人ずつ壇上に向い、それぞれ並んで受け取る校長先生からの卒業証書授与式はもっと、軍隊のように(笑)一致乱れずに緊張のおももちでさせられていたような・・・気がします。
ところで内気功を連日、練習していると無意識に姿勢が良くなっています。
卒業式でイスに座っているときは、自然と背筋がピンと伸びていました。(笑
ふと思いましたが、骨盤の背骨の付け根が痛いのは、日頃から背を曲げた姿勢ばかりだったための反動かも?