天の御国 2 

前記事の続きです。

天の御国についてスウェーデンボルグが書いているものは聖書のなかの教えとも似ています。過去に読んだ何人かのスピリチュアル系の本(体験談としての信頼性に個人的な疑問あり!)もこれと同じようなことを書いてありました。その面からすると新しいものでもなく、あえて紹介する必要もありません。
過去、私は教会で聖書勉強会に長く通ったことがあります。神父さまからは要理以外の、聖書の中にある御国のことも含め、教訓などを教えて頂きました。しかしながらスウェーデンボルグが書いているもの比べると、やはりあの世を見聞し、永遠の生命を身をもって発見。また神の啓示を受けた経験者のことばは書物のみで勉強された方とはインパクトが違います! 読みながら直感で、これはホンモノだ!と思えました。まぁ私の直感はあてになりませんが。笑! 

前述したアラン・カルディックも読み進めながら、これもホンモノだと思いました。その証拠かどうかは分かりませんが、濃い黄金色で固まったような物理的な形状をしている光が本からまちがいなく出ていました。ただ、どうしても解せないのが・・・出版社が「幸○の科学」です。汗&笑! 
天の御国を自己の内に建てるにはどうしたらよいのか、スウェーデンボルグは述べています。いくつか取り上げてみます。

また長くなりますが、他の章では以下、書かれています。

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【引用】
「神の国とその正義を最初に求めなさい。そうすれば、これらのものはすべてあなたに加えられるでしょう」と言われています。しかし神の国を探すといっても、今ここでこの世を捕まえていますが、その現世の中でどうしたらよいのでしょうか? 天界を選ぶということは、簡単に言うと、天界をこの世であなたの生活の一部にすることです。天界的な生活を送ることが天界の生命を自然に完成させることになります。天界に反した生活を送ったあとで天界に行くことを望んでも道理に適うものではありません。その人にはその資格もないし、天界で幸福になれるはずもありません。「人はそれぞれ天界へ行くように生まれついている。この世で自分の心に天界を受け入れた人が天界に受け入れられ、受け入れなかった人は閉め出される。」天界へと導かれる生活は難しいものではありません。しかし、私たちが地獄からの影響を自分たちの生活に取り入れるなら、地獄へと導かれてしまう生活もまた容易なものです。
天界は善良な生活の報酬であり、地獄は悪の生活への刑罰であるという考えはあまりに単純です。
スウェーデンボルグは、天界に行くかを決定するものは、あなたが自分の人生の中で何を行うかではなく、なぜそうするか、であると説明しています。あなたが何かをするときのその理由――これがあなたを決定します。一生を通じてなされる自由な選択から形成される人格が、天界あるいは地獄の生活を選ぶことになります。どちらを選ぶにせよ、そうすることがあなたの本当に望む生き方を完成させることになります。自分を変えるのに死んでからは遅すぎる、とスウェーデンボルグは警告しています。
しかし、あなたが「正しく行ない、慈悲を愛し、へりくだって神とともに歩む」なら、天界を得るのは難しいことではないという、聖書の中に響き渡っている約束があります。この行いがあなたの生命の一部となるからです。

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死んで帰るあの世の世界は「天国」と「地獄」の二者選択のように思えるかもしれませんが、高橋信次先生は天上界はその人の魂のグループでの意識の段階により、いくつかの層に分かれているそうです。一つの層でも多く細分化された段階があるようです。「地獄」もそれと同じく「天上界」の底辺、三途の河原付近にある「魂の収容所」より下は、地獄の一丁目から果ては無間(むげん)地獄まであるとか。汗! 

ここでは「何を行うかではなく、なぜそうするか」とあります。
あとでこれについては、はっきりと述べられています。
神を愛し謙虚な心をもって生きること。
「正しく行ない」とは「なぜそうするか」に基づいた発露のことだろうと思います。

「自分を変えるのに死んでからは遅すぎる、とスウェーデンボルグは警告しています。」
これは盲目の人生、魂修行のゆえんですね。
高橋信次先生は、一生を棒にふることがないよう、死んでから「しまったー」と、なる前に生きているうちに自分を変えなくてならない、ということを力説してあります。


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【引用】
あなたは、この世では自分の本当の気持ちを偽ることが容易にできます。来世では不可能です。この世では、「目は心の窓」と言われます。霊の世界では、顔の全部、また全身までも、心の窓です。自分の気持ちに反するような見せ掛けを装うことは、まったく不可能です。
スウェーデンボルグは、「天界でも地獄でも、あることを考えながらしかもそれと違うことを行うといった分離した心を持つことは許されない」と述べています。
生活や考えの中に、誰にも知られたくない部分があるのは自然なことです。しかし、自分の内部の考えを外部に晒すことは、残酷でも卑屈な経験でもありません。
もしあなたが「天界を選択」しており、自分を霊たちの世界で完成させるなら、これは、霊的浄化の積極的、本質的な部分であり、あなたがこの世の生活の中で始めなくてはならないものです。あなたがこの世で、この浄化、すなわち変革を行えば行うほど、霊たちの世界で行わなくてはならないことは、どんどん減ってゆくでしょう。
後悔するようなあなたが言い行ってしまったこと、あるいは考えただけのこと、これらに当惑するのではなく、あなたの生活から望ましくない部分を取り除くことに焦点を当てるべきです。これは、あらゆる地獄の影響からまったく解放され、ついには天界へと導かれる優しく愛に満ちた過程です。
つまり、神はあなたのすべてのことを知られ、しかもいつまでもあなたを愛されるのです。完全な愛がこの浄化の全過程に行き渡っています。
道徳的生活や社会生活において、何が本当で何が正しいのか、何が公正で何が誠実なのか。このことについては、法律体系やあなたが教え導かれるあなた自身の信念や原則があるので、自分の考えを持っていると思います。しかし、霊的な真理や善は、神と天界だけから学べるものであり、あなたが天使になる前に学んでいなければならないものです。
神の聖言(みことば)から、またそれに基づく信仰の教義からたくさんのことが学べます。しかし、あなたのさらに内部の心が天界に存在しない限り霊的な原理が本当にあなたの生命の一部となることはない、とスウェーデンボルグは言っています。

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「自分の気持ちに反するような見せ掛けを装うことは、まったく不可能」とあります。
高橋信次先生は「己の心には絶対にうそはつけない」
生前になしたことは、「その善なる、うそのつけない己の心が自分を裁く」と仰っています。
自分の内部の考えをさらすことには、時と場合や相手によりけりで抵抗があるときもあります。
私はまだまだ「はだかの自分」には程遠いです。


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【引用】
私たちはみな、愛する人々のために物事をしている時、そこに喜びがあるのを知っています。天界に住んでいる人たちはいつもこの喜びを感じています。彼らは決して自己本意ではなく、いつも分かち合います。主だけが天界と宇宙を統治されているのであり、御国の法律は永遠の真理であり、これはすべて、「人は、すべてのものにまさって主を愛し、隣人を自分のように(いまや天使であるからは自分以上に)愛さなければならない」という一大法則に基づいている・・・・・・。天使の持っている愛は他人に仕えることの喜びを見出すものであり、自分のためのもの、自己愛のためのものではない。自分を他人以上に愛し、利益のために貪欲な生活を送った者には、このすべてが理解できないものであった。

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「天使の持っている愛は他人に仕えることの喜びを見出すものであり、自分のためのもの、自己愛のためのものではない。」
前述しました「なぜそうするか」というのは、この「一大法則に基づいている」とあります。
たしかに誰しも、自分の身内あるいはとても仲の良い間柄の関係であれば、何ら見返りを求めることなく自分がしてあげることに喜びを感じます。
その想いを自分周辺の人たちにどこまで広げられるのか・・・。
しかも生きているうちに。抵抗なく心から・・・。


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【引用】
自分の行いはすっかり自分のものだ、と確信して天使たちの世界にやって来る人を、天使たちは避けます。「天使たちは彼を愚か者、泥棒と見なしている。」自分の善行のなかに神を見ないからであり、神のものを盗み、自分のものとするからです。

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「抵抗なく心から・・・。」
それが天界で行き渡っている本来の愛からくる「無償」あるいは「布施心」ではなく、もし偽物だったら・・・。愚か者・泥棒。汗!


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【引用】
天界を選択するとは、例えば、邪悪な考えや思いつき、これが欲望や復讐、傲慢や自己本位という形を取ろうと取るまいと、ここから引き返すことです。これは自己を評価できる間は容易ですが、試練が襲っている際に行うのは困難です。しかし、商取引で人のものをかすめるといったものから偽りや強欲まで、いろいろな醜い衝動に屈服してしまうのは、地獄を意識的に生活の中に取り入れることになります。これはそのときだけで終わるものかもしれませんが、繰り返されれば習性となります。
あなたが、自分のしたことや考えたことが天界に反するものであったから自分は地獄に行ってしまうのではないかと恐れるとき(このような恐れをときどきだれもが抱きます)自分の選んだ地獄に行ってしまうに違いないという思いが心に浮かんできます。スウェーデンボルグは、だれもあなたを地獄に行かせることはしない、と断言しています。だれも悪の生活に対する罰としてあなたを地獄に送り込むことをしません。人はただ自分が本当に地獄に行きたいから地獄に行くのです。自分の選んだ生活が地獄にあるから、地獄に行きたいのです。そこが故郷だからです。
「天界に入ることを許された地獄の人々は、できる限り急いで天界から立ち去ろうとした」
私たちが望むに応じて、地獄は身近なものにも遠く離れたものにもなります。私たちの大部分は日々の生活にたやすく包み込まれてしまい、自分の運命を作り上げている選択をめったに反省しようとしません。

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「人はただ自分が本当に地獄に行きたいから地獄に行くのです。自分の選んだ生活が地獄にあるから、地獄に行きたいのです。そこが故郷だからです。」

GLA関西本部では毎年、8月8日は「感謝と回向、供養の集い」が行われています。
GLAの会員さんの身内など、亡くなられた方々を供養いたします。
GLAにはお坊さんがいらっしゃいます。本部講堂にて、お坊さんと本部長の岸田先生が会員さんの身内の死者の霊を本部講堂によばれます。
すでに天上界で過ごしてある霊ならびに、さまよえる霊や地獄に居る霊もふくめて。
さまよったり地獄に居る霊を一旦、天上界の入り口にある「魂の収容所」まで送る儀式です。
収容所とは、生きているときに思ったこと為したことを全部思い出し、善我の心、うそのつけない神に通じる心で自分の一生を反省、総決算し、己が帰るべきところを決める場所だそうです。
聞いたところによると、一旦収容所に連れて行っても、またもとの世界、地獄に帰る霊もいるそうです。汗!
地獄を故郷にしたら魂の進化、意識のレベルを上げることはできない。。。


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【引用】
この世で押さえ付けられていたあらゆる悪意が地獄ではあからさまに吹き出します。これは、苦々しさ・不満・ごまかし・残酷・怠慢に満ちた生活であり、心の苦しみと欲求不満の世界です。何事も正しく行われないとき、自分がしようと始めたことが完成しないとき、自分の本当に望むものが邪魔されるとき、どのように感じるかを想像してみてください。これが地獄の味わいです。

地獄を恐れることは、善良な生活をしようとの決意を奮い立たせるかもしれませんが、たんなる恐れからでは十分とは言えません。何を恐れ、何を避けねばならないかを知るために、本当の地獄がどんなものかを知ることはよいのですが、しかしそれが「聖なる恐れ」となるときに限って意味があります。これは愛から湧き起ってくる恐れです。これは、神や人を傷つけてしまう恐れのあるどんなことにも、絶対の嫌悪感を持つことです。他人を傷つけまいとする恐れは他人の幸福のために働く愛に変わってゆきます。これが究極的に私たちを地獄から救うのであって、たんなる恐れだけでは救われません。

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「何事も正しく行われないとき、自分がしようと始めたことが完成しないとき、自分の本当に望むものが邪魔されるとき」

地獄の味わい・・・私はこれまで何度も味わいました。汗!


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高橋信次先生が仰った人生の「使命」であるユートピア建設。
スウェーデンボルグの記述から私なりに、自分のなかに礎を築くにはもっと取り入れるべきこと。自分の中から追い出すべきことをあげてみました。
しかしこれは、なかなか出来るものではありません。
かといってそれに近づく努力を何もしない、では進歩はありません。

長文にお付き合い頂きまして、ありがとうございました。




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野の花、ヒメジョン。




タグ : 天の御国



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[ 2008/05/21 15:34 ] 随 想 | TB(0) | コメント(-)
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